薬剤師の資格と仕事

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薬剤師の現状
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 薬剤師という職業が誕生し、それまでの医師が薬の処方も併せて行っていたものを医薬分業とするように新たな法律の制定や既存の法改定を行った後も、その制度はなかなか国民の間に浸透しなかったようです。
 その原因は、従来の健康保険制度では自己負担が高いものではない為に、わざわざ院外の調剤薬局へ足を運ぶよりも診察を受けた病院内で併せて薬も調剤してもらった方がいいと考える人が多かったことと、急な制度改正に薬剤師の数が追いつかず対応が遅れがちであったことだろうといわれています。

 ですが近年の健康保険制度の改定によって国民の医療費の負担額が引上げられ、高齢化社会によりますますその負担が大きくなることが予想されることから、国民の医療費負担が不必要な薬剤の処方によりさらに増大することを防ぐ為、処方せん料がそれまでの5倍に引上げられ、薬の調剤と併せて行う服用の際の指導に対する指導料の額も見直される等して院外の処方せん率は格段に上がったということです。

 また、それに伴って薬剤師には患者への指導の他、医師が薬物による治療を実施する際の効果的な投薬のアドバイス等のさらに高度な知識が求められるようにもなり、薬剤師を育てる教育制度の見直しが実施されています。


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